カンボジアのお金と両替の基本情報

1. 通貨について

 • 現地通貨: カンボジアでは「リエル(KHR)」が公式通貨ですが、ほとんどのお店(ホテル、レストラン、屋台、マーケット、トゥクトゥクなど)では主にUSドルが使用されています。

 • お釣りについて: USドルのセント硬貨は流通していないため、1USドル未満のお釣りはリエルで返されます。

 • 換算レートの目安:

 • 2024年8月現在、概ね 1USドル ≒4,000~4,100リエル

 • 一般的な計算では、1USドル=4,000リエルを基準にすると便利です。

 

2. 両替のポイント

 • USドルを準備する:

日本国内ではリエルは手に入りません。旅行にはUSドルを準備し、現地で必要に応じてリエルに両替してください。

 • ※100ドル札など大きな額面は使いにくいため、1ドル札など小額紙幣を多めに持っていくと安心です。

 • 両替できる場所:

 • 日本国内: 銀行や空港(例:羽田空港の両替所)でUSドルに交換可能。ただし、空港両替所は手数料がやや高い場合があります。

 • カンボジア到着後:

 • 空港内の両替所(プノンペン、シェムリアップ)

 • カンボジアの銀行(営業時間に注意)

 • 街中の両替所(特にマーケット周辺が多く、レートが良い場合が多い)

 • ホテルのフロント(ただしレートは不利なことが多い)

 • 両替の注意点:

 • 両替は基本1000円単位で行われ、硬貨は扱われません。

 • 両替時にはパスポートの提示が求められることもあります。

 • タクシーやトゥクトゥクで両替場所まで移動する際は、ドライバーに金額を詳しく伝えないよう注意してください(大金を持っているとトラブルになる恐れがあります)。

 • 偽札に注意し、受け取ったお札は必ず確認しましょう。

 • 両替レートの見方:

 • 両替表には「BUY(お店が日本円を買い取るときのレート)」と「SELL(お店が日本円を売るときのレート)」が記載されています。

 • USドルを手に入れたいときは「BUY」レートをチェック

 • 日本円に換えたいときは「SELL」レートを確認してください。

 

3. クレジットカードの活用

 • カンボジアではクレジットカードが使える店舗が増加中です。

 • メリット:

 • 多額の現金を持ち歩かなくても済む

 • 現地ATMでキャッシングが可能

 • 海外旅行保険が付帯している場合が多く、万が一の紛失や盗難時にも迅速に対応可能

 

4. デジタル決済アプリの利用

 • 2024年8月より、カンボジア旅行者向けに新しいデジタル決済アプリ「Bakong Touristsアプリ」が登場。

 • このアプリを使えば、スマートフォンでQRコード決済が可能です。

 • クレジットカード非対応の小規模店舗やトゥクトゥクでも利用できるため、現金持参を減らせます。

 

5. まとめ

 • カンボジア旅行では、USドルを準備し、現地で必要に応じてリエルに両替するのが基本です。

 • 両替は、空港や街中の両替所、銀行などで行い、事前にレートや手数料を比較するとお得です。

 • クレジットカードや最新のデジタル決済アプリを併用することで、現金の持ち歩きを減らし、より安心・快適な旅行が可能です。

 

この情報を参考に、カンボジアでの両替やお金の管理をスムーズに行ってください。